ユーコーコミュニティー大和支店の金子です。
人気のある外壁材の一つにサイディングボードが挙げられます。
あらかじめ工場で作られたボードを外壁に貼り付けていくので、短い工期で済む、デザインが豊富、コスト削減ができるなどのメリットがある外壁材です。
サイディングボードを貼り付ける際は、ボード同士の間に緩衝材として目地を作ります。
目地にはコーキングと乾式目地の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
今回は、乾式目地の特長やメンテナンス方法についてユーコーコミュニティー大和支店が詳しく解説していきます。

乾式目地とは?
車のワイパーのようなゴム質のパッキン状になった目地を乾式目地といいます。
乾式目地はあらかじめ工場で生産されており、「ガスケット」「定型パッキン」「定型目地」などと呼ばれることもあります。
サイディングボードの模様やデザインに馴染むよう、表面に柄やデザインが施されているものや、無地のものなどカラーが豊富です。
乾式目地の特徴は?
乾式目地にはどんな特徴があるのでしょうか?
コーキング目地と比較しながら見ていきます。
・施工の均一化ができる
コーキング目地を作る際は、職人が手作業でコーキング材を打ち込んでいきます。
そのため、職人の技量によって仕上がりに差が出やすく、雑な作業をしてしまうと施工不良を起こし、耐用年数にも影響するおそれがあります。
また、コーキング目地の場合は養生などの準備や後始末も必要です。
一方、乾式目地の場合は、あらかじめ工場で作られたパーツをボードの隙間にはめ込むだけなので職人の技量による仕上がりのバラつきが出ません。
施工の均一化は外観の向上につながります。
・耐用年数が長く、メンテナンスが手軽
使用するコーキング材によって多少の違いはありますが、コーキング目地の耐用年数はおよそ10~15年ほどです。
打ち込んでから10年ほど経つと紫外線による劣化により、硬化したり裂けたりするので古いものを取り除き、新たに打ち直しをしなくてはなりません。
乾式目地の場合は耐用年数が20~30年ほどと長く、コーキング目地に比べるとメンテナンス回数が少なくて済みます。
メンテナンス方法は古いものを取り外し、新しいものをはめ込むだけなので手軽に済ませられるというのも特徴です。
ただし、表面がデコボコしていたり複雑な形状だったりする場合は、コーキング目地の方が施工しやすい場合もあり、どちらが優れているかなどは一概には言い切れません。
乾式目地のメンテナンス方法は?
寿命を迎えてしまった乾式目地はどのようにメンテナンスしたらいいのでしょうか?
メンテナンス方法は2つあります。
・新しい乾式目地と交換する
乾式目地は経年劣化により収縮してしまいます。
放っておくと雨風などで飛ばされてしまったり、隙間から雨水が入り込んでしまったりするため、新しいものと交換しなくてはなりません。
古いものを取り出し、新しい乾式目地をはめ込みます。
しかし、中にはサイディングボードを一度取り外さなければ交換できない乾式目地もあります。
大がかりな工事になるため、費用も高額になりがちです。
その場合は乾式目地ではなく、コーキング目地に切り替えるケースもあります。
・外壁と一緒に塗装する
サイディングボードによっては築7~10年ほどで塗装によるメンテナンスを行う場合があります。
その際、まだ乾式目地の劣化が始まっていなければ、外壁と一緒に塗装するという方法を取ることも可能です。
塗装によるコーティングを施すことで、乾式目地自体の劣化を遅らせることができます。
乾式目地のメンテナンスで注意することは?
外壁と一緒に乾式目地にも塗装を行う場合に注意しなければならないのが「ブリード現象」です。
ブリード現象とは、塗装によって乾式目地が変色したりベタベタしたりする状態をいいます。
なぜブリード現象は起きてしまうのでしょうか?
それは乾式目地の材質が関わっています。
乾式目地には柔軟性を持たせるために可塑剤という油分が含まれています。
この可塑剤が塗料と化学反応を起こしてしまい、成分が溶け出すなどするため、ブリード現象が発生します。
ブリード現象を防ぐには、乾式目地の部分に専用の下塗りを塗るなどの方法を取らなくてはなりません。
乾式目地の知識や施工経験のない業者が外壁塗装をしてしまうとブリード現象が起きやすいです。
外壁塗装をする際は、乾式目地について知識があり、施工経験の豊富な業者に依頼しましょう。
目地に隙間がある、浮き上がってきているなどの劣化症状がみられたら、まずは専門業者に点検を依頼することをおすすめします。
その際に乾式目地であることを伝え、メンテナンスが可能か確認するとより確実です。
ユーコーコミュニティー大和支店では乾式目地の外壁塗装も数多く行っています。
業者選びに迷っている、ブリード現象が不安だという場合はぜひユーコーコミュニティーまでご連絡ください。
丁寧な点検と、わかりやすい説明によるメンテナンスの提案をさせていただきます。